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採用パンフレットの役割は色々ありますが、一番はクライアントの存在価値を学生に訴えかけることです。ここでご紹介する国立印刷局は「日本銀行券」「旅券」「郵便切手」など、まさに唯一絶対の存在であるべき製品をつくっている機関。デザインポートは、国立印刷局の事業の特集性と、その重要な役割を担う職員の使命、責任、やりがいを採用パンフレットの中で明快に表現するため以下の作成プランを展開しました。
印象づけるキーワード
世界にただ一つの価値(日本国の紙幣等)を永続的に提供する国立印刷局の事業特徴を、一見して印象づけようという狙いから、国立印刷局の職員の方々に贈る栄誉あるキーワードを設定しました。
存在感を放つキーカラー
パンフレット全体のキーカラーに「レッド」を設定しました。日本国旗の色であり、国立印刷局シンボルマーク「鳳凰」のカラーにも使われています。活力ある元気な「レッド」の採用によって、国立印刷局に働く職員の人たちの「情熱」を象徴したいと考えました。
無限と品格を示すキーアイコンの展開
流行やニーズに左右される一過性の仕事ではなく、永続的で絶対的な価値を形にする「ものづくり」。「ただ一つの価値」を無限に追究する国立印刷局の重要な使命と品格を、キーアイコン(デザインの象徴)として開発しました。
ユニークさを醸すワイドサイズ
国立印刷局は公共性の高い使命を担うと同時に、製造業を営むという企業性を併せもつユニークな組織でもあります。その多様性を読み手の学生に感じ取ってもらいたい意図から、ワイドな横開きというユニークな判型を取り入れました。
思わず封を開けたくなるカバー
どんなパンフレットにも言える事ですが、まず手に取った時、すぐ開いてみたくなるデザインや仕掛けであることが大切です。この採用パンフレットでは、開封したいという衝動を刺激するギミック(クリエイティブの仕掛け)を取り入れました。差し込みを外すと、「One and Only」のキーワードと、コンテンツが登場します。コンテンツは、常に視認できる位置にレイアウトし、学生が気になるコンテンツをすぐに見つけられるように配慮しました。
各ページの展開
<表紙>
表紙の扉を開けると、「One and Only」のキーアイコンの全貌が見えます。
同時に、右端のとびら中面にはコンテンツが現れるギミック。
Webのメニューバーのように読みたいページへ簡単に飛ぶ(閲覧する)ことができるよう工夫しました。
同時に、右端のとびら中面にはコンテンツが現れるギミック。
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<P1/P2>
採用パンフレットの始まりは、日本銀行券の話からスタートします。
身近な「紙幣」の成り立ちを、分かりやすく噛み砕いて説明しています。
全体のコンセプトとなるキーワード「One and Only─ただ一つの価値」の説明と
国立印刷局の特徴(公共性と企業性の二面性など)も示しました。
身近な「紙幣」の成り立ちを、分かりやすく噛み砕いて説明しています。
全体のコンセプトとなるキーワード「One and Only─ただ一つの価値」の説明と
国立印刷局の特徴(公共性と企業性の二面性など)も示しました。
<P3/P4>
いわば国立印刷局の自己紹介となるページです。Business(事業)の視点で、国立印刷局の事業内容をまとめました。
<P7/P8>
製造業を営む国立印刷局を、Manufacturing(製造)の視点で紹介しています。
右ページには、日本銀行券の製造工程を、すべて写真付きで掲載しました。
右ページには、日本銀行券の製造工程を、すべて写真付きで掲載しました。
<P11~16>
製造業を営む国立印刷局を、Manufacturing(製造)の視点で紹介しています。
右ページには、日本銀行券の製造工程を、すべて写真付きで掲載しました。
右ページには、日本銀行券の製造工程を、すべて写真付きで掲載しました。
<P21/P22>
製造業を営む国立印刷局を、Manufacturing(製造)の視点で紹介しています。
右ページには、日本銀行券の製造工程を、すべて写真付きで掲載しました。
右ページには、日本銀行券の製造工程を、すべて写真付きで掲載しました。